フィッツロイ慈善基金(FPF)は、2015年に日本で非営利団体として登録され、ロックハンプトンマネジメントの代表者や社員からの寄付によって運営されています。
FPFは、様々な事情により十分な教育を受けることが困難な、日本および香港在住の個人に対して教育支援を行っています。
FPFは、国連の持続可能な開発目標4「すべての人々への、包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」に沿って目標を設定しています。
“人生には、「学ぶ」 「蓄える」 「還元する」といった様々なライフステージが存在するという考え方があります。ロックハンプトンにおいても、大半の人は「蓄える」ステージにいますが、「学ぶ」ステージにいる人もいれば、「還元する」ステージにいる人もいます。私たちロックハンプトンは、「学び」が自分自身や家族、親しい人たち、地域社会、経済、国、更には世界にとっていかに有益なものであるかを強く認識しています。また、私たちは皆、ある程度は努力の結果ではあるものの、恵まれた環境で育ったことや、家族、友人、政府、奨学金による経済的支援等のおかげで「学ぶ」のステージ通過することができたことが、いかに幸運なことであったかを痛感しています。”
— エリック・フォーディ (創業者)
教育は、「学ぶ」「蓄える」「還元する」という一連のサイクルの第一歩です。個人に「学び」の機会を提供することで、一定の生活水準を維持できる「収入・蓄え」を得る可能性を高め、いずれ社会にその多くを「還元」できるような好循環を生み出すことを期待しています。
“教育とは、世界を変えるために使える最も強力な武器である。”
- ネルソン・マンデラ
Learn
(学ぶ)
Earn
(蓄える)
Return
(還元する)

教育は明るい未来への鍵である
教育を受けることにより、一人ひとりに自信がつき、知識や技能も向上し、経済的にも社会的にも、生産的で積極的に社会に関われる人になり、個人の可能性を最大限に引き出すことができると私たちは信じます。教育には、ソーシャル・モビリティ(社会的流動性)を阻む障壁を取り除き、世界が現在直面している国際的な課題に取り組む姿勢を養うことで、個人、地域社会、国の生活を変革する力があります。
地域社会への恩返し
私たちを育み、成長させてくれた地域社会への恩返しになるような活動を行います。最初の一歩として、主にロックハンプトンが拠点を置く日本と香港に焦点を当ててプロジェクトを進めます。
子どもたちとの直接的な交流
FPFは奨学金や助成金を通じて個人や団体を支援しますが、ロックハンプトンのチームメンバーが参加できるボランティア活動も重要だと考えています。ロックハンプトンの社員の職業および人生経験を生かせるような対話型のプログラムを通じ、子どもたちと直接関わることで生涯学習に貢献します。